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2015.10.21

MASAKI 観察日記

GEA バイイング日記(AMI)

改めまして、わたくし、今でこそ、特命書記として当ウェブサイトでスペースを頂いておりますが。もともとは、去る2015年4月にグランドオープンを迎えた、佐藤繊維が寒河江に開いたセレクトショップ GEA(ギア)の海外仕入れのサポート人員として、佐藤繊維との関係を始めさせて頂いたものであります。

 

さて先日、といっても、もう7月でしたか。その GEA のバイイングで東京にいた社長に同行してまいりました。この日は、16年春夏シーズンからのお取り扱いが決まった AMI(アミ)のショールームを訪問。今をときめく、世界的に人気のフレンチブランドでございます。ちなみに ami というのは「ともだち」という意味のフランス語だとか。

 

GEA そして佐藤繊維の想いを、いつものように熱く語る社長。

 

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こちらの AMI は、2011年のブランド設立以来、すぐさま世界中で話題となり、今やパリコレを代表するブランドにまで成っており。日本でも多くのお店から取り扱い希望が殺到している中、ブランドとしては取り組み先を慎重に選んでおられます。幸いにも GEA は、ショップのコンセプトに加え、寒河江というユニークなロケーションも相まって、お取り組みを開始させて頂く運びとなりました。

 

さてここで、ファッション業界において「バッティング」という言葉がございます。同じブランドを近隣のお店が幾つも取り扱うことになると、お客さまが分散してしまう。これすなわちバッティングと呼ばれ、それを避けるために、エリア毎に取り扱い店舗を絞り込むというのは、ブランド政策の常であります。

 

そういう意味で、寒河江というロケーションは、ブランドとのお取り組みを始めさせて頂くにあたり、非常な強みとして発揮されていることを感じております。近隣に、そのブランドを既に販売しているお店があることは、ほぼございませんので(えっへん)。よって、今回の AMI が好例でありますが、オープンしたばかりのお店で通常はあり得ないほどに、そうそうたるブランドと、お取り組み開始に向けての協議が進んでおります。

 

もちろん、ロケーションに加えて、GEA のショップコンセプト、そして、志(こころざし)の高さが、最重要ポイントであることは、言うまでもございません。

 

インターネットの恩恵を受け、いまや、中央でも地方でも、情報という意味での格差は無くなりつつあります。ところが、レベルの高いショップの分布は、今だに東京や大阪といった中央に偏りがち。確かに、マーケットの大きさを考えると、仕方のないことではあります。

 

しかし、こうなると地方では、例えば AMI のような素晴らしいブランドの情報を得て興味を持っても、実際に手に取られる場所が無いという事態が、今まで以上に起こり得る。インターネットのおかげで情報の入手が容易になったプラス面、それとコインの裏表の関係で、こうしたギャップが、かつてないほど生まれ易い状況になっているように思われます。

 

それではということで、地方にお店を出してギャップを解消! と。単純にことが済むほど、世の中シンプルではございませんで。幾らそこにギャップがあれど、さりとて、地方と中央では絶対的な購買力が大きく異なるのもまた事実。それこそ例えば AMI のようなハイレベルなブランド商材を扱うにあたり、その購買力の差は、厳然としたハードルとして立ちふさがるのであります。それをクリアするには、地域に根ざした緻密なマーケティングや、単にモノを売るという以上の「なにか」を提供するといった、それなりの工夫が必要になるはずで。

 

そんな中で Masaki は何を考え、この寒河江の地に GEA をオープンさせたのか。特命書記として、更に深く聞かねばならぬと、改めて我がミッションに身が引き締まる思いを得るとともに。聞くところによると、今後も続々と新展開を見せるらしい GEA から、ますます目が離せないですこと! と。ちゃっかり宣伝も忘れない、わたくし孝行書記の、ある日のバイイング記録でございました。

 
 

そうそう / 特命書記 R

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