秋を迎えた、寒河江のある日。

 

スタッフの皆さまと、

GEA のその石塀に見とれていましたら。

 

地元の男衆と思われるひとらが、

どこからともなくやって来て。

 

事も無げに、それを、ドスンと置いたのでした。

 

 

ドスンと。

 

 

なにこれこわい。

 

皆さま、どちらさまでいらっしゃいますか？

誰にことわって、こんなことを？

そもそも、コレはなんでございますか？

 

顔を見合わせる男衆。

 

ためらう、GEA スタッフとわたくし。

 

そこへ、あらわれた Masaki さん。

 

愛おしそうにソレを撫で回し、一瞬、表情を崩すも。

 

 

なでなで。

 

 

すぐに、きりりとした、社長の表情に戻り。

GEA 2 のエントランスを指さし。

 

「ここに置いてけろ」

 

 

きりっと。

 

 

そして、そそくさ。

 

 

そそくさ。

 

 

キビキビとした男衆らの手によって。

 

 

 

 

鎮座ましますは、これ、巨大なカボチャであり。

 

そう言えば、今月末はハロウィン。

 

Masaki 流、大胆なデコレーションなのでござい。

 

突然の出来事に、少し、戸惑ってしまいましたが。

 

 

 

 

いや、しかし、こうやって見ますと。

なかなか乙ではございませんか。

 

いとフォトジェニックなり。

 

聞くと、まだ暫くは GEA 前に、

鎮座ましましているようですので。

 

お近くにお越しの際は、是非とも。

記念撮影になぞ、いらして下さいませ。

 

しかし、社長。

 

スタッフさんくらいには、

事前にご連絡をお願い致しますぅ…！

 

 

そうそう / 特命書記 R